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飲み放題、何杯飲まれたら赤字?──小さな店の損益ライン計算

飲み放題で本当に利益が残っているか不安な店向け。1杯あたりの平均原価から赤字ラインの杯数を計算する方法と、改善の打ち手を紹介します。

更新 2026年2月18日
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目次

金曜の夜、飲み放題の宴会で満席。忙しかった。でも「これ、利益出てるのかな」と思ったことはありませんか。

杯数と中身を見ないまま飲み放題を続けると、忙しい日ほど赤字になることがあります。

先に結論

  • 飲み放題の損益は「何杯飲まれたか」で決まる
  • 1杯あたり平均原価を出せば、赤字ラインの杯数が分かる
  • 超える日が続くなら、価格・時間・対象ドリンクのどれかを見直す

赤字ラインの計算式

1杯あたり平均原価 = 各ドリンク原価 × 注文構成比 の合計
赤字ライン杯数 = 飲み放題価格 ÷ 1杯あたり平均原価

計算してみる

飲み放題1,800円の店:

  • 生ビール: 原価180円(構成比40%)
  • サワー: 原価90円(構成比40%)
  • ハイボール: 原価110円(構成比20%)
平均原価 = 180×0.4 + 90×0.4 + 110×0.2 = 130円
赤字ライン = 1,800 ÷ 130 = 13.8杯

原価だけなら14杯が境目。ただし提供人件費(1人あたり220円程度)を入れると:

(1,800 − 220) ÷ 130 = 12.1杯

実務的には12杯前後が危険ラインです。

よくある失敗

生ビール比率を固定で考える 週末や宴会では比率が変わります。曜日別で追わないと実態がズレます。

飲み放題価格だけ上げる 価格だけの改定は反発が出やすい。時間設計(90分→80分)や対象ドリンクの見直しとセットで。

杯数を記録していない 計算の土台がなくなります。まず3週間だけ、1人あたり杯数を記録してください。

今週やること

  • ドリンク別原価を更新する
  • 直近3週間の1人あたり杯数を記録する
  • 赤字ライン杯数を計算する
  • 価格・時間・対象ドリンクのうち、1つだけ改善案を試す

KitchenCostなら、ドリンク別の原価と粗利をかんたんに管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

飲み放題は何杯から赤字になりますか?

飲み放題価格を1杯あたり平均原価で割ると、原価ベースの赤字ライン杯数が出ます。例えば1,800円÷130円=約14杯。提供人件費を入れると12杯前後が実務的な危険ラインです。

生ビールありにすると、なぜ急に厳しくなりますか?

生ビールの1杯原価は180円前後と高いため、注文比率が上がると平均原価が跳ね上がります。週末の宴会では特に注意が必要です。

原価率だけ見れば十分ですか?

十分ではありません。提供にかかる人件費やグラス洗浄・ロスを含めた実質コストで見る方が安全です。

最初に何を記録すればいいですか?

ドリンク別の原価、客1人あたり杯数、飲み放題価格の3つです。3週間だけ記録すれば、自店の実態が見えます。

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