ホットドッグ1本の原価は200円前後。「安い商材だし、利益は出るだろう」と思いがちですが、そう単純ではありません。
ソーセージのグラム数が日によってバラつく。チーズもベーコンも同じ+100円にしている。ソースは好きなだけどうぞ——。こういう店は、売れば売るほど利益率が下がっていきます。
先に結論
- 原価の中心はソーセージのグラム数・パン・ソース
- トッピングは必ず追加料金で分離する(同一価格にしない)
- 包材コストを忘れずに計上する
- セット割引は原価を合算してから決める
基本の計算式
ホットドッグ原価 = ソーセージ + パン + ソース + トッピング + 包材
原価率 = 原価 ÷ 税抜売価
原価が崩れる4つの理由
- ソーセージの重量が日によって違う——量りを使わず感覚で挟んでいる
- ソースが無料で増えていく——チーズソースは1杯20円超
- トッピングを同一価格にしている——ベーコン(+80円原価)もピクルス(+5円原価)も同じ+100円では利益が合わない
- セット割引が大きすぎる——ドリンクとのセットで100円引きすると、利益の大半が消える
原価例(1本あたり)
| 構成 | 目安 | 原価 |
|---|---|---|
| ソーセージ | 80g | 120円 |
| パン | 1個 | 40円 |
| ソース | 20g | 12円 |
| ピクルス/オニオン | 15g | 10円 |
| 包材 | 1セット | 15円 |
| 合計 | 197円 |
税抜売価550円なら原価率は35.8%。チーズトッピング(+50円原価)を同じ価格で出すと、その1本は原価率45%に跳ね上がります。
価格設計のコツ
- ベースはシンプルなケチャップ&マスタードで価格を固定
- チーズ/ベーコンは**+80〜150円**で別設定
- ダブルソーセージはプレミアム枠として高単価商品にする
- セット価格は「原価合算→目標原価率→セット売価」の順で決める
今週やること
- ソーセージのグラム基準を決めて量りで統一する
- ソース量をカップやディスペンサーで固定する
- トッピングごとの原価を出して、個別に価格を設定する
- 包材原価を確認してレシピ原価に加える
KitchenCostでホットドッグの原価をソーセージg単位で管理できます。